肩こりの原因・その治療法
2012 / 04 / 30 ( Mon ) 肩こりの原因・その治療法
人が感じる肩こりは何故起きるのでしょうか? そもそも人は、四足の生き物だったときの骨格をしたまま二足歩行を 始めたので脊椎から出る神経の方向に問題があるのです。 脊椎から出る神経は、下方に伸びています。 ![]() 肩こりの原因は? 肩こりの原因は、沢山あると思いますがまず猫背・・・! 猫背は、文字どおり背中が猫の背中の様に丸くなる現象です。 脊椎の左右には肩甲骨があります。 肩甲骨の先には、両腕がありこの両腕を使うことにより肩から首 頸椎に掛けて肩甲挙筋が伸びています。 肩甲挙筋は、肩甲骨から頸椎1・2・3・4番目の横突起にくっついています。 ![]() 頸椎1番目の骨は、環椎(第一頸椎)と呼ばれリング状になっていてそのリングの ![]() 中に頸椎2番目の骨、軸椎(第二頸椎)が入っています。 ![]() 環椎の上に頭蓋骨がのっかっていて左右を見るとき回転します。 何故肩こりに関係があるか? 肩甲骨から出た肩甲挙筋は、両腕についています。 人は、事あるごとに手を使います。 「腕の重さは体重60キロの人で片方2~3キロもの重さがあるそうです。」 左右対称に使うことは、ほとんど無く右利き・左利きによっても異なります。 ほとんどの方は、どちらかの肩が下がり前後に動いた状態になっています。 こうなると首から肩にかけての左右のはりが違ってきます。 首の回転は、筋肉・靭帯のねじれやチジミ・圧迫が原因で異常をきたします。 猫背が何故悪いか・・・? 背中が曲がると肩甲骨は、前方に広がり脊椎は後湾してきます。 肩が前方に出てくると両腕は、頭上に上がりにくくなると同時に肩甲挙筋は左右に 引き伸ばされ頸椎1・2のずれを起こします。 頸椎3~7番までの動きは、ほぼ前後の動きになります。 肩と頸椎1・2番目のねじれにより筋肉の緊張とゆるみが出てくる事により肩こりが発生してきます。 「この肩こりの状態は、個人差もあり一つの例です。」 治療法は? 肩こりの症状によっては「まず医師に相談することもたいせつです。」 何故「医師に相談か?」肩こりから来る頭痛を伴い、手のしびれや痛みが起こる事があれば ほかの病気を伴っている可能性があるかも知れないからです。 「脳障害・頸椎へリニア・頸椎狭窄症・変形性頚椎症など・・・!」 [上記4例] 脳腫瘍 脳腫瘍(のうしゅよう、Brain tumor)とは、脳の疾病のひとつで、頭蓋内組織に発生する新生物(腫瘍)のことを意味する。すなわち、脳腫瘍は脳細胞だけでなく、硬膜、クモ膜、頭蓋内の血管や末梢神経、その他の頭蓋内に存在するあらゆる組織から発生する。発生頻度は毎年約100,000人に12人の割合であるとされている。具体的な発生要因は明らかではない。 ![]() 椎間板ヘルニア 椎間板ヘルニア(ついかんばんヘルニア、herniated disc)は、ヘルニアの一種であり、椎間板の一部が正常の椎間腔を超えて突出した状態である。 椎体と椎体の間には人体最大の無血管領域と呼ばれる椎間板が存在している。椎間板は中央にゼラチン状の髄核、周囲にはコラーゲンを豊富に含む線維輪から成る。この髄核や線維輪の一部などが突出した状態が椎間板ヘルニアである。Macnabによる分類が有名である。 多くの動物は脊椎を重力に垂直にして生活しているのに対し、人間は二足歩行であるために脊椎は重力と平行方向となる。このため、立位では椎間板には多くの負荷がかかる。 椎間板ヘルニアは、下位腰椎 (L4/5, L5/S1) が最多で、次に下位頸椎に多く、胸椎には少ない。胸椎に少ないのは、胸郭により、椎体間の可動性が頚椎や腰椎に比べ少ないことによる。また、神経根走行の関係から、下位腰椎では、上位腰椎に比べ、神経根症状を起こしやすく、発見されやすい面もあるかもしれない。高齢になると、下位頚椎での可動性が減少し、ヘルニアが起こりにくくなり、比較的上位の頚椎病変を来しやすくなる。すなわち、椎間板ヘルニアは、よく動く脊椎の部分で起こりやすいのである。 最新の研究では、腰椎椎間板ヘルニアの発症原因の一つとして遺伝的要素が係わっていることを理化学研究所らの研究グループが突き止めた。 ![]() ![]() (ウィキペディアフリー百科辞書より) ・頸椎狭窄症・変形性頚椎症について・・・ http://www.nouge.net/05kouza/keitui/keitui3.htm(金沢脳外科病院より) 頚部脊柱管狭窄症とは?? 脊椎の中に脊髄や神経などを収め、保護している骨性のスペースがあり、これを脊柱管と呼びます。 この脊柱管が生まれつき狭いために、加齢に伴う頚椎の変化で頚髄や神経の圧迫が起こる場合があります。 この圧迫された状態を頚部脊柱管狭窄症といいます。 症状は変形性頚椎症の場合と基本的には同じで、神経や脊髄の圧迫による、痛み、しびれ、手指の使いにくさや歩行障害、さらには排尿・排便障害などです。 変形性頚椎症とは?? 頚椎や椎間板の変性によって生じた骨棘(こっきょく:骨の一部が骨端部付近で棘状に突出したもの)が神経や脊髄を圧迫する病気です。椎間板ヘルニアは青壮年者(主として、16歳から50歳くらいまで)に多いのに対して、変形性頚椎症は壮年期以降(お年寄り)に多いです。 神経の圧迫では、肩や肩甲部、上腕の神経痛や手指にしびれが現れます。 脊髄の圧迫では、痛みよりはむしろ、手足のしびれ、手指の使いにくさ、歩行障害などの症状が現れます。 医師でなければ原因を知る事ができないからです。 医師の診断で異常が無いと判断されてから整体師やカイロプラクターに相談してください! 整体・カイロプラクターの症状改善については、かなり狭い範囲しか改善できません! 上記に記載した、骨格や筋肉のずれ・ゆがみに対しての事しか施術できません! まず、施術方法として骨格のゆがみをもとの位置に修正します。 「猫背」だからと言って背中から治すのは、間違いです。 1・骨格の土台になっている足から施術を行います。 足首にねじれが無いか捻挫をしたことがあれば改善できているか? 出来ていなければ先に足首を正常な状態にします。 2・ひざの状態を調べ脛骨や非骨のねじれを正常な状態にします。 3・骨盤のゆがみを改善します。 4・腰椎・脊椎のねじれを正常な状態にします。 5・肩関節や肩甲骨両腕の状態を改善します。 6・両腕のねじれ手首のねじれなどを改善します。 7・頸椎のゆがみやねじれを改善します。 1~7まで見ると「体のすべてのパーツを施術して改善している事がわかると思います」 なぜなら、身体の一か所がゆがむ事で全ての骨格や靭帯・筋肉・皮膚までも異常をきたします。 体の骨格のずれやゆがみによって筋肉は緊張したり違う方向にゆるんだりするため血行が悪くなり 神経伝達もうまく行かなくなります。 悪い場所だけ施術してもすべての体の改善は望めないとおもいます。 誠心流手技整体療法では、身体一部分の異常を改善するために体全体の施術を行います。 現在までに誠心流手技整体療法で施術を受けられた患者様で数人の方が病的な症状が有るため 医師に相談させて頂きました。 25年間に、来られた患者様で肩こりが改善されなかった例は無いように思います。 骨格や筋肉の調整をすれば簡単に改善されます。 追伸・・・その場で改善されても自己の姿勢を治さなければすぐに以前悪かった状態と同じことが起きます。 これは、肩こりだけでなく他の状態も同じです。 「他力本願はやめて自己の努力も行ってください!」 誠心流手技整体療法 西 誠心流手技整体療法ホームページ スポンサーサイト
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